神河入りBig Red
2004年10月14日 翻訳The Black Perspective: 2004 States Deck Challenge - Red Deck毎度お馴染み流浪の番組「タ○リ倶楽部・・・・・じゃなくてお馴染みStarCityGamesのデッキを作ってみようシリーズから今回はBig Redの紹介です。
by Osyp Lebedowicz (StarCityGames)
http://www.starcitygames.com/php/news/expandnews.php?Article=8259
《弧炎撒き/Arc-Slogger》と《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge》という2枚の強いカードにサポートされてミラディンブロック構築で活躍し、スタンダードにも少し顔を出していたBig Redですが神河が入ったあとはどうなるんでしょうか。
では早速デッキリストからどうぞ。
●Big Red for Statesサイドから《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を入れるためにタッチ黒してあります。
4《静電気の稲妻/Electrostatic Bolt》
4《マグマの噴流/Magma Jet》
4《耽溺のタリスマン/Talisman of Indulgence》
3《紅蓮地獄/Pyroclasm》
3《爆片破/Shrapnel Blast》
4《減衰のマトリックス/Damping Matrix》
4《溶鉄の雨/Molten Rain》
4《弧炎撒き/Arc-Slogger》
4《真面目な身代わり/Solemn Simulacrum》
2《山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushi》
4《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus》
4《大焼炉/Great Furnace》
2《沼/Swamp》
14《山/Mountain》
(サイドボード)
4《石の雨/Stone Rain》
4《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
4《粉砕/Shatter》
3《溶鉱炉の脈動/Pulse of the Forge》
大抵のBig Redはこれに近い構成で、《炉のドラゴン/Furnace Dragon》を投入しているかどうかが違うポイントのようです。確かに《炉のドラゴン/Furnace Dragon》はいいカードなのですが《霊気の薬瓶/AEther Vial》入り親和に対しては《減衰のマトリックス/Damping Matrix》のほうが効くのでこちらを選択したとのことです。
神河から入った新しいカードは《山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushi》と《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》のみ。《山伏の長、熊野/Kumano, Master Yamabushi》は《弧炎撒き/Arc-Slogger》に近い働きをしますし、《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》はコントロールデッキに対して抜群の効果が期待できます。
一方採用はされてはいませんが《氷河の光線/Glacial Ray》や《かまどの神/Hearth Kami》も入れる考慮はしたようです。ただし《氷河の光線/Glacial Ray》は連繋できませんし、コントロールデッキに2/1は合わないので今回は不採用ということに。
マッチアップの様子は親和と《歯と爪/Tooth and Nail》デッキの2つしか書かれていませんがどちらも大体五分五分くらいのようです。親和には《減衰のマトリックス/Damping Matrix》、《歯と爪/Tooth and Nail》にはランデスと《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》が有効であるとのこと。
わざわざタッチ黒までして《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》を加えるのはどうかと思いますがそれほど《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》が強いのでしょうか。そこらへんは実際に構築し回してみたりメタゲームによって変わってきたりするので何とも言えませんが個人的には赤単にして安定させるか、いっそ赤黒にして《夜の囁き/Night’s Whisper》とかを投入したほうがいいんじゃないかと思います。
神河入りスタンダードのメタがまだはっきりしておらずこのデッキがメタに合っているかどうかは不明ですが一度試してみてはいかがでしょうか。